こよみ

私はよく、旧暦のことを書くのですが

新暦を間違っているとか、自然に反しているとか

そんな風に批判しているわけではありません。


日本という国は、明治になるまで旧暦を使っていたために

新暦になっても、いまだ旧暦のときに使っていた言葉(特に月に関係する)が残ってしまい

本来の意味と乖離して使われていることが多く

それが残念でもあり、また逆に、月の名残りがそこにほのかに見え隠れしているのが

ちょっと嬉しかったりするのです。


冬至というのは、そこが一年でもっとも陰の強い日であり

一陽来復を迎える日でもあるわけで

その意味では、新暦の1月の方が、旧暦の一月よりはずっと一年の最初の月にふさわしい(近い)気もしています。


だから・・・

干支でいうと、未(ひつじ)年はまだ来ていない(旧暦の正月を待たなければならない)にしても

2015年は、やはり来ていると思っています。

旧暦と新暦は、全く違う軸なのだと思います。

どちらが正しいというものではなく、用途に合わせて使い分ける必要があるのではないかなと。


まあ、どうでもよい話ですが、一度書いておきたいと思っていました。